鉾田市まちづくり推進会議

市民でまちをデザインする団体です。

28日

令和7年度移動研修 ~禁じられた歴史探訪と自然観察~ (2026年2月22日)

 自然環境部会です。鉾田市の公用バスで移動研修に行ってきました。参加者23名。穏やかな絶好の移動研修日和でした。今回は、今年度実験的に行っている自然観察と歴史探訪のコラボレーションです。

<目的地>
  ①古徳沼
  ②静神社(建葉槌命)
  ③竜神大吊橋(昼食)
  ④大子町小生瀬(生瀬騒動跡地)
  ⑤大甕神社(甕星香々背男)
  ⑥道の駅日立おさかなセンター(休憩)

<今日のポイント>
1.建葉槌命(たけはづちのみこと)
 建葉槌命は織物業の祖神として信仰される一方、香取神宮の経津主大神と鹿島神宮の武甕槌大神でも服従させられなかった甕星香々背男を鎮めたとされます。
 建葉槌命の倭文織(しずおり)は、カジノキや麻などの繊維を用いて、赤や青に染めた横糸で縞や乱れ模様を織り出した、日本古代の伝統的な織物。中世以降に姿を消した幻の織物と言われています。

2.大甕神社と甕星香々背男(みかぼしかがせお)
 大甕神社は、地主神の甕星香々背男を、主祭神の建葉槌命が封じたという伝承地です。境内にある巨大な宿魂石(しゅくこんせき)が御神体であり、鎖場を登って本殿へ参拝するのは圧巻。宿魂石は5憶年前のカンブリア紀の地層からなります。

3.生瀬騒動
 生瀬騒動は、江戸時代初期(1600年代前半)に水戸藩領の常陸国小生瀬村(現:大子町小生瀬)で起きたとされる、藩による農民の一か村皆殺し伝承です。年貢の二重取りを拒否した村民に対し、藩が「反逆」として軍勢を差し向け、全住民を殺害し、村を消滅させたと伝わっています。現在も嘆願沢や地獄沢、首塚、胴塚の地名が残っているとのことです。

<鳥合わせ>
1.キジ ♂♀
2.コハクチョウ
3.オオハクチョウ
4.ヒドリガモ ♂
5.マガモ  ♂♀
6.ハシビロガモ  ♂♀
7.オナガガモ  ♂♀
8.ホシハジロ ♂♀
9.キンクロハジロ ♂♀
10.ミコアイサ ♂1 ♀~10
11.キジバト
12.カワウ
13.アオサギ
14.ダイサギ
15.オオバン
16.トビ
17.コゲラ
18.ハヤブサ(?)1
19.モズ  ♂
20.ハシボソガラス
21.ハシブトガラス
22.シジュウカラ(声)
23.ヒヨドリ
24.ムクドリ
25.ツグミ
26.スズメ
27.ハクセキレイ
28.カワラヒワ
29.ヒレンジャク 10羽の群れ
30.ウミネコ
(以下、参考種)
31.トウテンコウ【天然記念物】
32.コジュケイ(声)
33.ドバト

古徳沼で野鳥を観察する参加者たち
ミコアイサ♂を探しているところです。
古徳沼のミコアイサ♂(2026年2月14日の下見時に撮影)
古徳沼のオオハクチョウ
静神社にて
生瀬騒動跡地にて
このあたりが嘆願沢や地獄沢なのでしょうか?
2月19日夜に発生した常陸太田市折橋町の山林火災は延焼が続いていました。
ヘリコプターからの消火作業です。
大甕神社の拝殿です。
宿魂石を登っていきます。
甕星香々背男社です。
東天紅鶏【天然記念物】です。
大甕神社の境内で放し飼いにされています。