大船津から鹿島神宮を通り下津海岸に至る一条の道。
夏至の太陽の昇る方角と一致しています。
太陽に一番近い全ての始まりの地の歴史と自然を訪ねました。
参加者13名でした。
① 大船津 一之鳥居(西)・・・ ここから出発しました。出発してまもなく、一之鳥居と同じ朱色のカミキリムシに出会いました。「ホシベニカミキリ」というそうです。


② 鎌足神社 ・・・ 中臣(藤原)鎌足の出生地とされています。神社の下で白蛇に会うことができます。

③ 根本寺 ・・・ 松尾芭蕉の「鹿島紀行」において一行が月見のために宿泊した場所です。次の句碑があります。
「月はやし梢は雨を持ながら」
「寺に寝てまこと顔なる月見哉」

遠近法を利用した格子戸
(たくさんのオーブが写りました!)
④ ミニ博物館ココシカ ・・・ NPO法人が運営する手作りの素晴らしい博物館です。説明も興味深く、見学のポイントを色々と教えてくれます。是非立ち寄ることをお勧めします。
⑤ 鹿島新當流本部道場前 ・・・ 塚原卜伝ファンはぜひ
⑥ 鹿島神宮
・ 二之鳥居
・ 坂戸社、沼尾社の遥拝所(ようはいじょ)
・ 楼門【現在改修中】 ・・・ 水戸藩初代藩主徳川頼房公が奉納。扁額は東郷平八郎元帥の直筆によるそうです。
・ 高房社 ・・・ 建葉槌命(タケハヅチ)を祀る。女神。鹿島神宮の武甕槌神(タケミカヅチ)や香取神宮の経津主神(フツヌシ)でも服従しなかった大甕神社の香香背男(カガセオ)を服従させたとされています。感謝を込め、本殿より先にお参りするのが鹿島の作法。
・ 本殿 ・・・ 第2代将軍徳川秀忠公が奉納。日光東照宮を彷彿とさせる華麗さ。お社は北から西側に約28°の方向、御神座は東から北側に約28°の方向を向いています。今回のレイラインにピタリとはまります。
・ 平成の直刀 ・・・ 古代の製造法で直刀を再現。新祈祷殿内で見ることができます。
・ さざれ石
・ 鹿園 ・・・ 今年生まれた可愛い小鹿を見ることができました。
・ 親鸞上人旧跡
・ 奥宮 ・・・ 徳川家康公が奉納した本殿を移設。タケミカヅチの荒魂を祀る。音をたてずに静かにお参りするのが作法。皆柏手を打てり。荒魂を起こしたら大変。
・ 芭蕉句碑 ・・・ 「此松の実生えせし代や神の秋」
上部に耳を近づけると「海の音」が聞こえるといわれています。
・ 要石 ・・・ 小林一茶の俳句「大地震(おおなへ)にびくともせぬや松の花」
舟茂孝阿の歌「霰降る鹿島のもりの要石 動かぬ国の鎮めなるなり」
・ 樹叢 ・・・ 県内唯一の常緑照葉樹林。約800種の南限・北限の植物が自生。

ウラシマソウの若い実【有毒】です。
⑦ 高天原鬼塚 ・・・ 長さ85m、高さ10mの塚。鹿島の大神が成敗した多数の鬼の首を埋めた場所とされています。
一方で、神聖なレイライン上にあり、鹿島神宮はかつて新嘗祭を鬼塚の上で行っていたといいます。本当に「鬼塚」なのでしょうか? なお、今も残る原生林では、鹿島神宮の樹叢とは異なる海岸沿いの植物を見ることができました。

スカシユリの花です。